コラム

【ブランディング動画制作の極意】作文が苦手だった人は、必見?!
読めば文章力もアップする!ブランディング動画シナリオの超基本

ブランディング動画 2019年1月24日

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さて、今回のお題はこれ↓です。(例によって興味のない人は読み飛ばしてOK〜〜。ただし意外といいこと書いてあると思う…)

 

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3. 【ブランディング動画制作の極意】作文が苦手だった人は、超必見?!読めば文章力もアップする!ブランディング動画シナリオの基本。

(1)心に残る動画を作るのに必要なものとは何か?

(2)「愛」「恋」「青春」はテーマじゃない。その理由をあなたは答えられますか?

(3)起承転結?序破急?すべての始まりはアンチテーゼから

(4)物語の設計図、ハコ書きを作ろう

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動画って不思議なもので、音楽がついているだけの映像でも、それなりに見られます。でも、観たあとちゃんと記憶に残る動画になっているか?というとそうではありません。ブランディングのために作る動画なら、ちゃんと見た後で記憶に残るものでないと、作る意味がありません。しかも、その会社に対して、良いイメージを残してくれないといけません。では、どうするばいいのか?それには、見る人に伝わるメッセージが必要です。そしてそのメッセージを効果的に伝えるために、構成台本をしっかりと作り込まないといけません。

 

ここでは、記憶に残るにはどうしたら良いのか?と、シナリオの基本について、お話ししましょう。

 

(1)心に残る動画を作るのに必要なものとは?

 

①さて、どんな動画が記憶に残るのか?

その答えは「感情を動かす」動画であることです。
言葉の上だけで「面白かった」くらいでは、ダメです。そうではなくて、本当に「面白かった」「楽しかった」「悲しかった」って思わせること。観た人の感情をできるだけ大きく動かす必要があります。

 

ちょっと変な例えですけど、ぼくは、英単語とか覚えるのが苦手でした。でもたまに「えっ〜?これってこんな意味だったんだ〜」とか「これって、英語だとこんな単語なんだ〜」とかって、心のなかに引っかかったものは、かならず覚えていました。そのときは「なんで変な言葉だけはちゃんと覚えられるなぁ、自分…」とか思っていましたけど、それにはちゃんと意味があったわけです。

 

あなたも似たような記憶があると思います。不思議と覚えているものは、感動したり、びっくりしたりしているものだったりします。
間違いなく、そのとき『感情が動いていた』というわけです。

 

というわけで、ちゃんと心に根付く動画を作りたいなら、感情を動かす必要がある。と覚えておきましょう。

 

そして、そのために必要なのが、『それを人に伝えるための技術』という訳です。

 

②人に伝える構成には、基本がある。

古今東西、昔から、たくさんの先人たちが、他人に伝わる文章術の基本を残してきました。その基本が「起承転結」とか「序破急」と呼ばれるものです。まぁシナリオを習ったことがあったり、文章を書くのが得意な人はこの先、読まなくても大丈夫。だと思いますが、そうではないあなたは、もうちょっとお付き合いください。『シナリオ』の基本をわかりやすくお伝えします。

 

③動画のシナリオは、動画を通しての全体構成です。

よく、映像はキレイなんだけど、全然、心に残らない動画ってありますよね?
一体、何が伝えたかったんだろう…?っていうやつです。
そういった動画には、テーマがありません。なので、感情も動きません。つまり、記憶に残りません。ということは、ブランディングにならない訳です。もちろん「つまらない」っていう感情だけは動くんですけど、それだと記憶からデリート(削除)されるだけになってしまいます。

 

そうならないために、まずは、その動画のストーリーの軸として『テーマ』を決めましょう。

 

(2)「愛」「恋」「青春」はテーマじゃない。その理由をあなたは答えられますか?

 

そこで伝えるべき『テーマ』を考える必要がある訳ですが、あなたはテーマってどんなものか?答えられますか?

 

よく、動画を作っているアマチュアの方の作品を拝見させていただくことが多いのですが、その作品観た後に「テーマはなんですか?」って質問をすると、「この作品のテーマは『愛』です」とか、答えてしまう人がいます。残念ながら、その人は、テーマというものを理解していません。なぜなら『愛』という単語自体はテーマにならないからです。

 

じゃあ『愛』ってなんですか?っていう禅問答みたいになってきちゃいますけど、どうしたら『愛』がテーマになるのか?というと、答えは簡単です。

 

それは、方向性があるかないか、です。

 

そう、テーマには方向性が必要なのです。たとえば『愛とは美しいものである』とか『愛とは醜いものである』とか、◯◯とは◯◯です。という方向性がないと、テーマとして成り立ちません。A=Bでもいいでしょう。

 

ここではテーマを起承転結で表現するノウハウをお伝えしたいので、仮に『愛とは美しいものである』というテーマを掲げることにします。

 

(3)起承転結?序破急?すべての始まりはアンチテーゼから

 

では、このテーマを表現する、最初のスタート地点は、どこに設定して、話を出発したら良いでしょうか?

 

最後の最後に『愛とは美しいものである』というテーマにたどり着くという展開が一番わかりやすい、のだとしたら…。もうわかりますよね?

 

そうです。一番わかりやすい基本は、全く正反対のところからスタートする。というのが、最初のスタート地点です。

 

正反対の部分なので「愛とは美しくないものである」とか「愛とはきたないものである」というところから出発するのが、テーマをわかりやすく伝える基本です。テーマと反対の部分なので、『アンチテーゼ』って言います。

 

『アンチテーゼ』→いろいろあって→『テーマ』を観た人々に納得させる。という展開です。
起承転結の『起』がアンチテーゼ
起承転結の『結』がテーマ
です。

 

スタートからゴールに、きちんとたどり着く。そのために、途中で『言いたいことが迷子にならないようにする』必要があります。そこで物語を作る前には、あらかじめ設計図を作っておく。それがハコ書きです。

 

(4)物語の設計図、ハコ書きを作ろう

 

作文を書くのが苦手な人は、十中八九、設計図がありません。というかテーマもないまま、何と無く書き出して、途中で迷子になりまくり、結局、何が言いたかったかわからない。作詞とか、ほかの分野でも同じですけど、自分が言いたいことを他人にちゃんと伝えるためには『伝えるための技術』というものが、ちゃんと存在します。作文を書くのが苦手な人は、能力の問題ではなくて、単純にそれを知らないだけ、、、です。

 

では実際に設計図作りをしてみましょう。

 

起承転結の『起』がアンチテーゼ
起承転結の『結』がテーゼ=テーマ
と書きましたが、基本は、起承転結を8つに分割します。そして数字のひとつひとつに箱をおきます。

みたいな感じです。
それぞれの箱の中に、必要な要素を入れて行きます。このストーリーを組み立てる箱を作って、その中に要素を入れていくこの作業を『ハコ書き』というわけです。

 

1がスタートで、8がゴールです。簡単です。つまり、

 

最初の1が、『起』がアンチテーゼ。
最後の8が、『結』がテーゼ=テーマ。

 

です。

 

そして物語には、クライマックスシーンと呼ばれる、一番大きな見せ場があります。起承転結でいえば、『転』にあたる部分です。

 

さて、物語のクライマックスは、この8つのハコのどの部分にあたるでしょうか?正解は、、、7番です。

 

そう7番、ひとつだけなんです。

 

1の『起』から始まって、徐々に物語が進行していき、7の『転』でクライマックスを迎えて、8の『結』で終わる。というのが、物語を作る上では、基本中の基本になります。

 

つまり、2〜6は、ぜ〜んぶ『承』です。

 

ちょっと意外な感じですよね?
ボリューム的には、『起』『転』『結』が、それぞれ1コマずつで、その間の『承』が、物語のほとんどを占めるのです。

 

この物語は「愛とはきたないものである」と思っていた主人公が、いろんな経験やエピソードを経て、「愛とは美しいものである」という結論にたどり着くように、ストーリーを組み立てる訳ですが、その途中のエピソードであたるのが、物語の大部分を占める『承』になります。

 

1から8に向かっていくシナリオの中で、ストーリーが破綻しないように、あらかじめ設計図を作りましょう。どうして「愛とはきたないものである」と思っていた主人公が『愛とは美しいものである』という結論に至ったのか?そのエピソードたちを順序良く、あらかじめ2〜6の中の箱に入れておき、それから筆を走らせるにすれば、物語が途中で迷子になることはありません。

 

ちょっと見方を変えて、

 

A=Bです。なぜならCだから。という風に考えてもOKです。この場合には、Cにあたる部分を、ハコ書きの2番〜6番にあてはめてみてください。

 

ちょっと長くなってしまいましたが、ブランディング動画を作るときに必須となる『ストーリー』の優劣は、動画の成否にも関わってくる大きな問題です。テーマとそれを説得させる起承転結の展開力で、他社に負けない、あなたの会社だけのブランディング動画を作りましょう。

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STUDIO amuではテレビ業界に25年以上携わってきた経験を活かし、クライアント様にも視聴者の方にも満足していただける動画・映像制作をおこなっています。細かな段取りと慎重な情報収集のもと、最も効率的に集客力を高められるブランディング動画を作っています。動画マーケティングに今後トライされる方、さらにアピール力の高い動画・映像制作を希望される方は、ぜひSTUDIO amuにご相談ください。

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