コラム

動画広告には音声を!音声の種類と着手の手順

映像/動画制作 クリエイティブ 2018年10月1日

SNSや動画配信サイトで流れる動画広告を視聴していると、細かな部分にまで徹底した仕組みや細工がちりばめられていることがわかります。プロットの流れやアニメーションの工夫、ストーリー性の豊かさなど、改めてじっくりと眺めてみると、見えてくるポイントが多いはずです。

 

そしてもう一つ、成功している動画広告は音声にも熱意と気配りを注いでいます。普段は無音で動画広告を見ている方でも音声をつけて視聴してみると、動画の面白さがぐんとアップしていることがわかるでしょう。そこで今回は、動画広告における音声の種類や着手の手順についてお話しします。

 

1.動画制作における音声の種類

 

動画に取り入れる音声の種類は、「BGM」「効果音」「ナレーション」の3つが主なものとなります。それぞれについて詳しくご説明します。

 

(1)BGM

いわゆる「バックグラウンドミュージック」です。店やレストラン、カフェなどに行くと必ずと言っていいほど流れている音楽です。BGMに何を選ぶかによって環境の雰囲気やイメージが大きく左右されることから、背景となる音楽は非常に大切なのです。

 

BGMには不快な音を消す「マスキング効果」、「イメージを誘導する効果」「感情に訴えかける効果」など、さまざまな効果があります。これらを有効活用することで動画としての訴求力が高まり、全体的な引き締めにも役立ちます。売り上げ拡大を目的とする動画にも、商品の魅力を純粋に伝えるブランディング動画にも、BGMは大きなメリットをもたらすので、動画制作にぜひ取り入れたいものです。

 

ただし、動画の内容と釣り合わないBGMを選んでしまうとそれだけで残念な結果を生みかねないので、計画と選択には慎重さが必要です。動画の目的とターゲットを理解したうえで、最適なBGMをあてはめていきましょう。

 

(2)効果音

わずか数秒の音ながらも、強いインパクトを持つ音といえば効果音です。コマーシャルやテレビのバラエティ番組にふんだんに使われているので、私たちにとってもなじみが深い音声だと言えます。動画広告にも取り入れてみると、ストーリーにメリハリが生まれるために見やすい動画に仕上がります。

 

効果音は何となくポップな印象がありますが、きらびやかな音や重厚なイメージを与える音もあります。使いすぎない程度に取り入れれば、動画の面白さをより強めてくれるようになるので、ぜひ利用するといいでしょう。

 

(3)ナレーション

ナレーションがあるかないかでも、動画の質は大きく変わります。字幕では伝えきれない部分を補ってくれたり、動画の質を引き締めたりしてくれるので、必要であればぜひともナレーションも動画に入れていきたいもの。男性と女性、担当者の年齢によってイメージが変わるため、動画の目的に適した声の選び方がポイントになります。

 

また、ナレーションを取り入れる際には、できるだけプロに依頼することをおすすめします。映画の予告編やコマーシャル、ドキュメンタリー番組のナレーションを私たちがスムーズに聞けるのは、やはりプロが担当しているからです。朗読そのものは誰でもできますが、未経験者が挑戦するとたどたどしく不自然な仕上がりになるのは避けられません。そのため、できるだけプロにやってもらうことがベストです。

 

2.動画制作のMAとは?

 

動画制作に着手する際、映像の調整や制作、プロットの選定などを思い浮かべる方が多いことでしょう。それと同時に、動画制作には音声の編集や組み込み、いわゆる「マルチオーディオ」も必要なプロセスです。ここでは、MAでおこなわれる作業内容についてお話しします。

 

(1)MAでおこなわれるプロセス

一般的な映像作品は、はじめに映像の収録・編集作業が行われます。その後、背景音楽(BGM)

MAとは、映像に音楽や効果音を加えたり、公開するうえで不要な音を排除したりする作業のことを指します。背景音楽(BGM)を加え、効果音を入れ、全体的な演出を整えていきます。また、いくら丁寧に録音してもノイズが入ってしまうケースもあるため、ノイズ除去の作業も必要です。

 

最初に映像制作を一通り完成させてから、MAに取り掛かるパターンが一般的です。

 

(2)背景音楽

動画のBGMを選んでいきます。動画のストーリー性と方向性、紹介する商品・サービスの特徴に合わせ、それらの魅力を最大限に表現できる音声を探します。BGMは有料でも無料でもダウンロードサイトから入手でき、映像に当てはめていくことが可能です。ただし、著作権が厳しい音声も少なくありませんので、使用前には必ず確認しましょう。不安であれば依頼先の制作会社に聞いたり、最初からロイヤリティフリーのサイトを選んだりすることをおすすめします。

 

プロの動画制作会社に依頼する場合、ディレクターやエンジニアと相談しながら音声を選ぶケースが多いです。

 

(3)音声収録

ナレーションをはじめとする、映像とは別に音声を収録するプロセスです。セリフの州力でミスがあった際、後で録音しなおすパターンもあります。これらの作業は「アフターレコーディング」と呼ばれています。

 

(4)ノイズの除去

一通りの音声作業が完了したら、全体に不快な音がないかを確認します。慎重に撮影していてもごわごわした「ノイズ音」が入ってしまうことは避けられないため、最後に再確認する必要があるためです。不要な音を選定し、消すか弱めるかして調整していきます。煩雑な作業が必要な場合には、プロに依頼することをおすすめします。

 

もちろん、音声収録だけに対応してくれる業者も多いですが、可能であればすべて引き受けてくれる相手がベストです。業者が違うと意見や方向性に違いが出てしまうため、ずれが生じないようにしておきましょう。

 

 

以上、動画に音声を取り入れるメリットと着手手順についてご説明しました。音声作業は映像制作と同様に複雑なプロセスが必要となり、どれから手を付けたらいいのかわからない部分も多いでしょう。一度プロに依頼し、方向性とすり合わせながら進めていくことで、訴求効果と質が高い動画を完成させられます。予算に無理がない範囲で適切なプロを探し、正しい動画マーケティングに役立てていきましょう。

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