コラム

思わず最後まで観てしまう!ユーザーを飽きさせない動画を作るには

映像/動画制作 クリエイティブ 2018年6月21日

自社コンテンツをPRするため、あるいは新たな視点からのマーケティングにアプローチするため、最近になって注目されているのが動画マーケティング。その流れを受け、動画・映像制作を試みる企業が増えてきています。

 

そのような背景がありつつも、「ただ動画・映像を作ればいい」というわけにはいかないところが、動画マーケティングの難しいところです。たった数分の動画でも、ユーザーを飽きさせずにクロージングまで持っていく、企業側の努力が必要になります。

 

1.「クリエイティブ」「ユーザーへの配慮」が求められる

 

動画マーケティングが導入されているのは、主にYoutubeなどの動画配信サイト、facebookやtwitterなどのSNS。国内でも数千万人規模のユーザーが集まる場所であることから、マーケットとしては非常に大きいと考えられます。

 

このようなマーケットでは、数秒から数分までの短い動画配信が主流。たった数分でありながらも、ユーザーを引き付ける工夫が必要なのです。

 

(1)ユーザーを引き付けるクリエイティブ的な要素

「近況確認や自分の投稿をしようと思ったのに、facebookで動画広告が流れ出した。でも、面白いので最後まで観てしまった」

「Youtubeを使うとき、観たい動画の前に動画広告が流れる。スキップしてしまうことが多いけれど、面白い動画ならつい時間を気にせず観てしまう。コンテンツ内容にも興味を持った」

 

・・・そんな経験がある方は少なくないでしょう。よほど時間に余裕があるわけでもない限り動画広告に時間を持っていかれるのは誰しも避けたいものですが、流れてくる動画を目で追ってしまうということは、動画に魅力があるということなのです。そこで必要になってくるのがクリエイティブ的な要素です。

 

(2)クリエイティブ的な要素をどこまで取り入れるか

動画マーケティングの目的としては、「自社商品・サービスなどのコンテンツをPRし、ユーザーからのインバウンド効果を狙うこと」になります。「自社について説明する動画があればそれでいい」というわけではなく、それに加えて全体的な明るさやテンポ、音響など、ユーザーを最後まで飽きさせない工夫が必要です。

 

とは言え、クリエイティブ的な要素だけを突出させればいいわけでもありません。大手メーカーや有名な商品のテレビCMを真似して、ユニークかつ華やかな動画・映像制作を試みる企業も少なくありませんが、このようなCMは大々的な知名度があってこそできるもの。商品やサービス内容をあまりよく知らないユーザーに同じアプローチをしてみても、期待通りの効果はあまりあらわれません。

 

動画マーケティングにおけるクリエイティブ的な要素は確かに必要ですが、あくまでも自社商品・サービス内容をはっきりと打ち出すことが先決。それができてこそクリエイティブ的な要素が光ってくるのです。

 

(3)ユーザーの気持ちに寄り添ったストーリー展開

過剰な演出はかえって逆効果になるものの、自社コンテンツをPRするにはやはりクリエイティブ的な要素が欲しいところ。そこでクリエイティブ的な要素をある程度抑えつつユーザーを楽しませるために役立つのが、ストーリー展開です。

 

起承転結を意識したストーリー展開を使うことで、過剰な演出をしなくてもクリエイティブな動画が完成します。ユーザーが日ごろから抱えている不満やストレスに寄り添い、解決していけるようなストーリーを用意すれば、いたって自然に自社コンテンツに興味を持つでしょう。

 

適度にクリエイティブ的な要素を追求すること、スムーズなストーリー展開を用意することで、ユーザーに訴えかけられる動画に近づいていきます。

 

2.最初と最後が肝心!?動画・映像制作のポイント

 

動画・映像制作の土台が固まったら、次は実用的なコツをつかんでいきましょう。ユーザーを飽きさせない動画のポイントとして、流れを意識することが大事です。

 

(1)伝えたいメッセージを最初に

動画を最後まで観てもらえるかの決め手は最初の10~15秒。企業として伝えたいメッセージや動画の趣旨を置き、ユーザーに理解してもらうことが重要です。この段階である程度ユーザーが離れてしまう可能性がありますが、幅広い層に薄くアピールするよりは、見込み客になりうる層に濃くアピールするほうが効率的なはず。

 

動画・映像制作を考える時点でターゲットを設定し、ある程度の反響率も想定しておきましょう。それでこそ最初の10~15秒が響くようになります。

 

(2)中盤でさらにアピールしていく

序盤の10~15秒でユーザーを獲得したら、次は中盤で自社コンテンツについてさらにアピールします。

 

ある程度コンテンツに興味を持っているはずのユーザーでも、動画に面白みがなければ離れていってしまいます。だからこそ、クリエイティブ的な要素とスムーズなストーリー展開が必要です。

 

1分から数分までと、動画の中でも一番長い部分となる中盤。ユーザーを飽きさせないよう、とりわけ力を注いでいきましょう。

 

(3)最後にもう一度メッセージを

動画の最後は、いわゆる「CTA(Call to Action)」、またはコンバージョンが狙える絶好のチャンスです。企業として伝えたいメッセージをアピールし、企業情報やコンテンツが購入できる場所を説明します。

 

「最後に強いアピールをしたらイメージが悪くなるのではないか」などの心配は無用です。むしろ購買率につなげることこそが動画マーケティングのポイントなので、臆せず伝えることが大事です。

 

3.ユーザーを飽きさせてしまう3つの失敗とは?

 

さて、ここまでユーザーを飽きさせないための工夫についてお話ししました。次はかえってユーザーを飽きさせてしまいがちな3つのポイントについてご説明します。

 

(1)長すぎる

長すぎる動画は、動画マーケティングにおける最も多い失敗の一つ。自社コンテンツの情報を盛り込みたいあまりに5分を超える動画を作ってしまう企業が少なくありませんが、それではユーザーが疲れてしまいます。長くても5分にとどめ、情報を伝えたいなら続編を作るなどしましょう。続編を作ればリピート客獲得にもつながります。

 

(2)動画そのものや画面が暗い

自力で動画・映像制作を試みる企業にありがちなのが、動画の暗さです。動画が暗いと全体的な内容まで暗くなり、ユーザーにネガティブなイメージを与えてしまいます。動画の明るさが十分であるかを確かめ、可能であれば第三者の意見も聞いてみるのがおすすめです。

 

(3)何を伝えたいのかよくわからない

情報量が多すぎる、または奇をてらいすぎたために、動画として伝えたいメッセージが明確でないことも、動画マーケティングとしては失敗に終わります。ユーザーとしては貴重な時間を割いて動画視聴をしているため、内容が薄く伝えたいことがわかりにくい動画には苛立ちを覚えるのだとか。

 

先にご説明したストーリー展開や時間配分を意識しつつ、ユーザーに受け入れられやすい動画・映像制作を進めていきましょう。

 

 

最後まで観てもらえる動画・映像制作は、簡単なようで実は難しいもの。日ごろからYoutubeやSNSで流れる動画に親しむ習慣をつけることがおすすめです。メッセージ性やストーリー展開、時間配分などを細かく分析することで、成功しやすい動画マーケティングの全体像が見えてきます。

まずはお問い合わせください