コラム

面白くない動画ってどこがいけないの?今すぐ押さえたい動画制作のツボ

映像/動画制作 クリエイティブ 2018年11月1日

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを開くと、静止画以外にも動画投稿や広告を目にする機会が増えました。また、Youtubeで動画を視聴するときも、広告として動画が表示されます。普段何気なく観ているつもりでいても、動画の世界に引き込まれ、伝えられるメッセージや商品・サービスに興味を持つ方は多いのではないでしょうか。

 

現在では動画の将来性と有効性が注目されています。企業や個人事業主、マーケッターがこぞって動画広告の世界に参入するものの、「なかなか思うような成果に恵まれない」「何をしたらいいのかがわからない」と悩む方が多いことも事実。その理由は、「面白い動画を作れない」ことにあります。

 

そこで、今回は面白い動画とそうではない動画についてお話しします。今取り組んでいる動画制作に、ぜひお役立てください。

 

1.面白くない動画とは?

 

(1)ありのままを伝えている。

編集の概念がなかった時代、珍しい情景をそのまま伝える、と言うこと自体に意味がありました。ワンショットの長回し映像は、真実を伝えると言う点で、当時は貴重なものだったのです。それは映像が本来持っている『事実をありのまま伝える』と言う役割を果たすものでした。

 

編集を加えることが一般的になった現在、ありのままを伝えることだけでは、面白さを視聴者に伝えることは難しくなりました。

 

ただ、ワンショットの長回し映像には、独特の緊張感があることも事実です。絶対に編集をしなければいけない訳ではなく、ワンショットにはワンショットの表現の良さがある。と言うことも、十分に認識して、編集に取り組む必要があります。

 

だからこそ、早い段階から不快な動画を作らないための努力をしていきましょう。

 

(2)「自分目線の動画」は必ず失敗する

失敗しやすい動画としては、「自分目線の動画」です。伝えたいメッセージがあるのにもかかわらず、視聴者のことを考えていないために失敗するタイプです。

 

例えば、旅行関係で一つ動画を作ったとします。素敵な観光地を発見し、ぜひ視聴者にもアピールしようと思い、旅行ガイドの動画を作ったクリエイターを想定します。こちらのクリエイターは自分が滞在した場所の写真やコメントをまとめ、たくさんの情報を盛り込んで、レイアウトにもこだわった動画を作り、インターネット上にアップロードしました。それにもかかわらず、一般視聴者からの評価は低かったのです。

 

「写真が編集されすぎていて、観光地の魅力が伝わらない」「滞在した場所の詳細が書かれていない」「字幕が小さくて読みづらい」「背景とBGMはおしゃれだけれど、詰め込みすぎて疲れてしまう」など、散々な評価を受けました。クリエイター個人で観る動画ならまだしも、視聴者のためにはならない動画になってしまったのです。

 

この場合、編集しすぎない自然な写真や滞在先の詳細、見やすいレイアウト、自然なプロット進行ができていれば、視聴者からの評価も高くなったことでしょう。「いかに視聴者にとって観やすい動画になるか?」を意識すれば、このような低評価はある程度避けられたはずです。

 

「自分目線ではなく、視聴者のためになる動画を作る」、これは面白く伝わる動画を作るための基本です。客観的な視点も大切にしつつ、動画制作に取り組んでみてくださいね。

 

2.面白くない動画から、伝わる面白い動画にするコツ

 

さて、先ほどまでの「面白くない動画」に続いて、「面白い動画」についてテーマや技術など、実用的なポイントについてお伝えしていきます。

 

(1)テーマを設定する

まず大切なポイントは、明確なテーマです。「視聴者に何を伝えたいか」「どんなアクションを促したいか」を設定することで、動画の方向性が自然に明らかになります。自分目線ではない動画を作るためにも、テーマ設定はとても大切なポイントです。

 

ご自分の商品・サービスが誰に向けたものなのか、どんな問題を解決できるのか、解決後にはどんな感情に満たされるのかを最初に設定しましょう。それができてから、見やすさや聞き取りやすさなどの技術に注目します。

 

(2)わかりやすく伝える。

お父さんが子供の卒園式や運動会を撮影したホームビデオは別にして、映画やテレビ、ユーチューブなど、現在の動画は、ほぼ100%編集の手が加えられています。ワンショット映像の良さはあるものの、やはり長回しの映像は、わかりづらく、見る人を飽きさせる傾向にあることは、認めなければいけません。

他人に観てもらうためには、わかりやすい動画に仕上げることが必要です。そのためには、カットとまとめてシーンを作り、そのまとまりであるシークエンスを形成する編集技法が基本となります。カット割りすることで、テンポの良い動画を動画を作ることができます。カットを整理&削除することで作られたシーンは、より分かりやすさを提供してくれます。そして、それをまとめたシークエンスを作って行くことで編集は完成へと向かいます。

 

(3)面白く見せる。

カット割りされて、編集されたテンポ良い動画は、面白さが増していきます。ひとことで言えば、時間をコントロールする。と言うことです。動画は常に時間の制約を受けるメディアですから、その部分をどのようにアレンジするか?が肝になります。

 

テンポの良さはリズム感です。時間を省略し、空間を飛躍することで、自由に映像を操ります。実際の時間の順序を入れ替えたり、飛ばしたりすることで、ドラマチックな動画に編集することが可能です。カットに悲しい音楽をつけることで、悲しいイメージにもできますし、楽しい音楽をつけることで、楽しいイメージにもできます。編集によって、視聴者の感情をコントロールすることは、編集する上で、大切な目的です。

 

(4)技術に頼りすぎない

動画の技術力を追求することはとても大切ですが、こだわりすぎるのも考えものです。完璧さを求めるあまりに作業が進まないのはもちろん、細かなこだわりを入れすぎて情報過多な動画になってしまうためです。「きれいな動画に仕上がっているけれど、全体的に観づらい」動画は、このようなこだわり過ぎから生まれます。

 

まずは最低限の観やすさを意識した動画を作り、不十分に感じられる点があれば足していくようにしましょう。特に初心者の場合は基本的なコツからぶれるべきではありません。あくまでも不快にならない程度の動画を目指し、その都度技術をプラスしていけば、最終的に良い動画が仕上がります。

 

3.プロに頼むことも手段のうち

 

ある程度潤沢な予算があり、完成度の高い動画を作りたければ、プロの制作会社に依頼する手段もおすすめです。プロの動画制作会社は技術力に優れているだけでなく、著作権や肖像権の問題についても熟知しているため、質はもちろんパブリックイメージにも配慮した対応をしてくれます。動画についてあまりよく知らない初心者の方が突然動画制作を頼まれると、どうしても思わぬ点で大きなミスをしてしまいがちです。トラブルを避けたうえで良い動画を作るなら、最初からプロに頼んだほうがはるかに効率的です。

 

 

つまらない動画でなく、面白く伝わる動画を作るには、視聴者への基本的な気配りとテーマ設定、技術が必要です。視聴者目線で考えるだけでも動画の方向性が安定しますので、ぜひ最初に意識してみてください。より質の高い動画を作るのなら、プロに任せることも大いに役立つでしょう。

 

弊社ではテレビ業界に長年かかわった経験を活かし、みなさまの動画制作をサポートしています。動画広告の作製をご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

まずはお問い合わせください